「・・・」


ベンチに座ろうとした・・・


ケド、


「誰?」


そこに、1人の男が寝ていた。


「・・・じゃま・・・」


そう思いながら、

その男のことをじろじろ見ていた。


「まつ毛長」

まつ毛長くて、
背、見た感じ高くて、
髪の毛サラサラで、
肌もきれいで、

「歳は・・・」


分かんない。

テカ、とにかく


「じゃま」


つま先をトントンさせてたら、


「ふー・・・」

男が急に目を開けた。