二人は知ってる。私がデザイン系が苦手なこと。

私は二人にじっと見つめられ、ため息をついた。

「・・・わかりました。やればいいんでしょ!どんなのになっても知らないから!」

それから私はずっと机に向かってひたすらデザインを考える。

まず、何も思い浮かばない。

どうすればいいの?

「リラックスー。 かたく考えずに、軽く考えてみて。」

デザインの天才・美緒が言う。

私は深呼吸をして、今までに無いような服を考えた。

1日がたった。

やっと、やっとデザインができあがった。

「ごめん、二人とも・・・。1日もかかっちゃった。」

「大丈夫、香湖疲れたやろ?寝とってええよ。」

私は遠慮せずに寝た。 

でも、すぐ起きてすぐ作業に取り掛かろうと思って、2時間後に目覚ましをかけた。