私は少しつまずきそうになった。 「立石〜 本番そんな渡し方じゃ不安だな〜〜!!」 麻木先生だ。 「でもあの差で渡せたのはある意味すごいな」 先生は不適な笑みを浮かべる。 「え〜 どのくらい差あった?」 句実先輩がやってきた。 「こんぐらい?」 麻木先生は、4メートルぐらいの線をひいた。