放課後になり、部活がはじまる。
校庭には陸上部のリレメンしかいない。
一年は津久野、流星、桃、私。
他は全員先輩だ。
「さっさとアップして、バトン合わせるぞ!!
長い間やらねぇからな!」
先生が叫ぶ。
私たちは各自アップにいく。
各自なのに自然と一年4人かたまってしまう。
「あーっ、もうテストやだーっ」
私はいう。
「はあ!?成績優秀の立石さんなにいってんの?」
津久野だ。
「へー。望成績優秀なんだ」
流星だ。
「こいつ中間テスト総合237点だぜ?」
中間テストは5教科50点満点だ。
「いやいや、成績優秀じゃないから」
「けんそんすんなって!」
津久野と流星にやんややんや言われながらもアップを終わらした。