「私あなたの事知らないのに…っ?」

「いいから。」

「そんなの嫌だ…」

「ひな。」

「なんで…っ?私…名前も知らないよ。」

「ちょっと黙れ。」

「…ッ!!!」


彼は、 私にキスをした。


触れた唇。 離れても尚熱をもっている。
顔が…熱い。
私は目を大きくして彼を見た。


「いいから俺と付き合え…。」