「楽しいねえっ」 なんだか楽しくて、無意識にそんな言葉を発していた。 …… いきなり静まる皆。 えっ…なんだ!? なんかした私? 「ひなちゃん…」 ガシッ、ゆりちゃんが私の手を握ってきた。 「…へ…?」 「なんて素直な白い子なのっっ!!??」 「惚れた…」 「ばっか、元からだろお前」 「純粋とはこのことだなっ」 りひとを見ると穏やかに笑っていた。 悪くは思われてないみたいでよかったなっ