−− 「おはよ。」 突然後ろから抱きしめられて、私は思わずビクッと反応した。 「る…るいくんっ!?」 振り返ると、いつも通りカッコイイるいくんが立っていた。 と、 少し離れたるいくん。 「……?」 首を傾げるとるいくんはふわりと笑って私の頭を撫でた。 「今日も可愛いすぎ」 そう言って私のおでこにキスすると、私の指に指を絡めて手を繋がれた。 自然すぎてぱちぱちと瞬き。