屋上で見た時。息がつまりそうだった。 それは本当に自分でも驚くほどに。 衝動的に今すぐ手に入れたいと思った。 「俺と付き合って」 強引だったかもしれない。 でも、それでも、他の男にとられるよりずっとマシだ。 かなり慌てているひなは、軽い女じゃないなとわかって、なんだか嬉しくなる自分がいる。 きもいな… なんだか断られそうだから、かなり命令型で2度目の告白。