俺「見てよコレ、すご~い♪」

敷き詰められた石畳は規則正しく隊列する。
西洋の街並み。

俺「外人ばっかりだぁ(緊張!!」

軽やかな、いや
むしろ可憐な声が響く

男1「おい、はしゃぐなよ(笑」
男2「まぁまぁ」
男3「(はぁ~)」

振り向くと後ろには男の子3人組が大荷物抱えて立っている。
まるで、山のように買った女の荷物を男3人で持っている光景。

俺「ふふ、楽しいね♪…あっ!」

男1「それはお前だけ…って、おい!!」
男2「ど、どこ行くの?」
男3「(ダッシュ!!)」


通りには市が立っていた。

俺「お祭りみたいだ~♪ww」

なんて言うか
パンダ祭!!

クッキー
タオル
衣類に風船。

見渡す限りの
パンダ!
パンダ!
パンダ!!

俺「可愛いwww!!」

むぎゅう――♪

すりすりww


隣にあった人形を思わずバグする俺。

ばたばたばた――!!


男3「おっおい!!」
男2「ハァハァ……」
男1「ぱ。パンダだとぉ!」

駆けつけた3人組は俺を見て驚く。

俺「な~に?可愛いよパンダ(楽」

男2「で、でもそれぇ…」
男3「(………!!)」
男1「パンダだぞ!」

俺「ふぇ?」

3人の挙動があまりに変で俺は腕の中の人形を見た。

ばたばた――!!
ばたばたばた――!!


俺「!!!」

キャ~――!


そこには、生きもがくパンダがいた……。



ザワザワ――

俺「楽しいね~♪」
パ「クゥ~♪」
男3「(照れ)」

俺たち(4人+1匹)は、賑わう街路を歩いていた。

男1「なんで、パンダが…(青ざめ」
男2「まぁまぁww」


すると、一際人が集まる所で


爺「らっしゃいらっしゃい!!」

俺「?」
パ「クゥ」

爺「おぅ!パンダとは景気がいいコレ持っていきな(笑」

ハッピに鉢巻きをした昭和感漂う屋台の親爺がパンダの形をしたお好み焼き?を手に持ったトレイに乗せる。

※なんて言うか親爺の屋台は屋台というより、スーパーの惣菜棚みたいだった。お好み焼き?は1つずつパック詰めになっていて台に山積み。
変わってたのが1個いくら出はなく、何故か量り売りだった点(苦笑。

俺「オジサンありがとぉ♪」
爺「なんの!なんの!」

俺がそんな感じで親爺と話していると……

ぱっ!
ひょい ひょい ひょい☆

親爺がくれようとしていたお好み焼きをトレイごと受け取り、パンダは他のお好み焼きもトレイに載せていく。

爺「ちょ!まんた!待て!パンダぁ~」

俺「パンダちゃん!」

親爺が「ふぃ~」とパンダから奪い取ったトレイを量り台に乗せた。
パ「ご、ごめ……」

客1「ちょっと!まだ!」
客2「ここ置きゃいいんだろ」
客3「んしょ!」

イラついた客達が親爺が置いたトレイの上に次々とお好み焼きを乗せていく。

爺「わわ、そんなに載せちゃ!」

ガラガラ――!!

わ―わ―!!


崩れたお好み焼きの山に騒然となる周囲。

俺(達)「………(唖然」

俺「え~っと……」

俺達たちは、その場から逃げたした。

同時に俺の意識も深い眠りに遠退いた。

※普通にパンダ喋ってたが周囲も俺も疑問なし(笑)きっとこの世界のパンダは喋るのが普通なんだょ!!…たぶん。


気がつくと俺達4人は
ホテルにいた

あの後、何がどうなったのか知らないがパンダは居なくなっていた

時間帯は夜

俺はシャワーを浴びていた

俺「はぁ極楽~☆」

身体を吹き終え下着を手に取る
シャツを着終えた時、俺は脱衣籠にあった折り畳まれた何かを見つけた

俺「ん?」

ハラリ――

俺「コレは……ブラ?」

スポーツブラというのだろうか?リアルで男な俺には正式名称なんて解らんが、タンクトップの胸辺りまでしかないアレである!

※この時点で鏡などで自身を一切見た事ないが自分がポニテのツルペタ?美少女である事を悟る(認識する)

俺「んしょ!…アレ?」

シャツを着た上からスポブラを被ろうとした俺は、腕がつっかえた

俺「ど~しょ(困」
俺「…!!」

そこで俺は大変な事に気付く!!
そぅ、スポブラとシャツの順番が逆であった事に…だ
脱衣場を出ると俺は、ベッドに寄り集まる3人組の所へ向かった

俺「手伝って~」
男達「な!!(恥」

男1「どーしたんだよ(恥」

男達は顔を俺から背け、紅くしながらも強気に「お前の事なんてど~でも…」みたいな態度をとる

俺「助けてょぉ(困
手伝ってよぉ(泣・願」

男1「な!……ぁ、ぁぁ」

シャツの袖をヒラヒラさせ腕のつっかえを見せる

ぐぐぅ――

ぎゅ ずり――

ポン!!

ズサ!

ちょ上手く表現出来ないが…
相手に胸を見せずにシャツを脱ぎ、脱いだと同時にブラを装着した俺。

俺「ありがとう♪」
男1「ぁぁ…」

ちらちら――
ちらちら、ちら――

俺は男1にお礼を述べた
何故かとても晴れ晴れしていた

そして男達は恥ずかしそうに、またエロい感じに終始俺を見ていた……




おしまい

(この後、俺は母親の一喝で飛び起きた!!(笑)

…………………………

ココからは、どうしても書けなかった(どうやって書けば良かったのか解らない)この夢の捕捉についてです。
なので気になった人だけ読んでねww

※ホテルのバスルームは各部屋についてました。脱衣場には鏡が壁に掛かっており、扉状にスライド出来ます。するとどうでしょう!隣の部屋の脱衣場が見え、人が行き来する事が可能!
でも、その鏡扉を開けれるのは片方側だけで、相手がいた場合鏡を向く背中が見える仕組みに…
かつ、俺の部屋は角部屋だったので見る事が出来ても見られる事がないという…至れり尽くせり!!


※俺も謎なんだが、着替える時上はシャツなりブラなりした記憶はあるが下履いた夢は見てないんだよな…
だから、もしかしたら3人組が紅くなったのは下がスッポンポンだったからかも知れないねぇ

(・_・)エッ..?


また見れたらいいな

あんな夢♪


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