「何?何?なんの話〜☆」

そこへ大稀がめっちゃ元気に走り寄ってきた。



茶髪でゴツめなシルバーアクセを襟元から覗かせてる。



「あんたが入ってくると、ややこしくなるから!!」


凜はそう言って大稀を遠ざけようとする。



「チッ」

大稀のおっきな舌打ちが聞こえる。



「とにかく、ちゃんと二人で話しなよ!!」

凜は大稀を連れて去っていった。