『ここのケーキどこで買ったのー?』

加奈美が聞いた。

『えっと…作った…』

男の子が恥ずかしそうに言った。

『へっ?』

加奈美は間の抜けた返事をする。

『こいつ、将来の夢パティシエなんだよ!

父ちゃんもパティシエだしなっ』

男の子の代わりに聖君が答えた。

『健太がパティシエとかウケるー!』

『いっぱいスイーツ食わせろよ!』

『焼きプリンが食べたいなぁ~なーんて。』

『作ってきます!』

私が言い終わると同時に、健太君からの返事が来た。

なんか、この3人見てたらポジティブになってきたかも…





あつに…




告白しよ。