栞「てか、クラス替えビックリだったよ!」
真「ほんとだよ。意味わかんないから。」
優「そりゃ、ドンマイしか言いようがない。」
真奈は、中学二年生の時クラスの中でソフトボール部一人しかいなかった。
そして今年もだ。
今年のクラス替えでも真奈はソフトボール部一人になってしまった。
真「クラスはいいとしても!担任はないよ!担任!」
栞「担任はもぅ諦めなさい(笑)」
真奈は一人になっただけぢゃなくて、
担任の先生がこの学校の中でも
一番めんどくさい先生のクラスになってしまった
真奈はそのため、さっきからご機嫌斜め
優「まなあ!元気出せ!」
真「うるせー!チビ、」
栞「お前もチビだ!ボケ!」
とか、言いながらぐっだくだしながら帰っていたら
前にバレーボール部の人たちがいた
優「バレーボール部のみんなあ!!!」
うるさいぐらいの大声出すから耳が破裂しそうになる
真奈は耳を押さえて舌打ちしてる
「おお!ゆうなちゃん!」
と答えるのは、あたしとクラスが3年間同じの
千川純華(センカワ ジュンカ)
栞「純華!同じクラスだったねえ!またよろしくー」
純「うん!よろしくー」
純華はあたしに抱きついてきた。
栞「汗すごいよ。純華」
純「うそ!ごめんね!臭かった?あたし臭かった?」
栞「臭くない臭くない!大丈夫よー!」
ほんとは臭かったけど、普通言わないよね?
なんか隣から視線が……
振り向いた瞬間、うぎゃっ!
真奈が帰りたいオーラ満開だった。
栞「帰り……たいの…かな?」
恐る恐る聞くと
真「……‥」
………
なんか、しゃべってください(泣)
あたしは真奈の視線に耐えきれなくて逃げた。
前に純華が居たから純華の後ろに隠れたら
純「なになに??」
栞「真奈が………」
純「真奈が?」ビクッ!
純華も気づいたのかな?
純「真奈、帰りたい感じかな?」
栞「そんな感じだね。」
純「うん」
……
あれ?そーいえば優奈は?
辺りを見回したけどいなかった。
あれれ?