「どうやって、見つけたの?」

私には不思議だったんだ………
そんな特徴は言ってないのにすぐに見つかったなんて………


「悠里たちに隠してたけど、俺たち族に入ってるんだ……」
「族って……暴走族とか?」
「そう……」
「う……そ……」
「本当だよ。お見舞いに遅くいったときも集会ってのがあって顔を出してたんだ……でも俺は悠里と出会って初めてこんな気持ちになったんだ……」


「気持ち?」

「…俺……悠里の事が……好き…」
「えっ?」
「悠里の過去を聞いて助けてやりたい守ってやりたいってそう思ったんだ……」
「私……妊娠…してるんだよ……あいつらの赤ちゃんがお腹の中にいるんだよ……」
「そんなの関係ない。あいつらの子供だろうが、悠里のすべてを俺は受け入れる覚悟で俺は話したんだ。」
「…………」

私は黙ってしまった。
そんなとき蒼太は言った……