朝になり、美優は元気になっていた。


「悠里、昨日はごめんね……」

「気にしないで。それに、親友でしょ?」

「そうだね。じゃあ悠里病院いかなくちゃね。」

「うん……」

「私が一緒なんだから、大丈夫。」


産婦人科へいき調べてもらって今は名前を呼ばれるのを待っている。
待っている間は、美優が手を握ってくれて私の不安はなくなった。


「横山さーん。横山悠里さーん」

「はーい。」
「こちらへどうぞー。」

ナースの人は笑顔で話してくれた。
「美優いってくるね……」
「一緒にいかなくていいの?」
「大丈夫だよ。」

「…わかったよ…」

そして、先生の話しを聞きに入って行った。