「悠里は……もし…妊娠…してたら、産むの?」


美優の言葉に私は驚きを隠せなかった……



でも………
私の気持ちを話したんだ……


「産むよ!あいつら…に…やられて…できたとしても……私の赤ちゃんだもん!私の気持ちや考えを変えるつもりはないよ!」

悠里の目は真剣だった。


「……私は悠里が決めたことに意見はしないし、反対もしない。」

「美優……」

「でも!」

「でも?」

「悠里が辛くなった時、悲しくなった時、苦しくなった時は相談して。悠里から相談されないと私は頼りにされてないんだって思っちゃうから。」


「……美優……うん。美優は私の親友だから、いっぱい相談しなきゃね。」

「そうだよー。あっ!じゃあそろそろ帰るねー。」

「わかったよー。気をつけてね。はいはい」


「ばいばーい」
「ばいばい」