「美優…もういいんだ。美優が無事なら私はいいの……」



「よくないよ!!私が、どんな気持ちで悠里を抱きしめたかわかる?私がもっとしっかりしてたら悠里はこんなことにはならなかった…私が…悠里を苦しめてるの……」


「美優…それは違うょ。美優は私を助けてくれた…。美優がいなかったら……私…死んでたよ……美優がいたから私救われたんだよ。全部美優のおかげなんだからね。」



「……悠里……」


美優は泣きじゃくりながらも笑顔だった。



「悠里……先生…呼んでくるね…待っててね。」
「うん。」


美優は先生を呼びに行ってる間に泣いていた……


「…ぅ…グズ……ヒック……ヒッ…フッ…グズ……」

もうすぐ美優がくると思い泣きやんだ