「でも…そしたら悠里が……」
「わかってるよ……殴られることも……」
私は過去の事を思い出し体が震えだした…


「悠里はわかってない!!!」
いきなり大声をだしたことにビックリして変な声がでてしまった…。

「へっ?」
「悠里が傷付いたら誰が悲しむの?悠里が苦しんでるのに私はまた何もできないの?悠里は私と親友じゃないの?なんでいつも一人で何でもしょいこむの?私は美優の何?」


美優にこんなことを言われるとは思っていなかったから、驚き声もでなかった…
それほど私は美優を頼っていなかったんだと思い知らされたんだ……


「美優?それは、違うよ?」
「え?っ」
「私は美優と親友だしこれからもずっとかわらないよ?」
「じゃあなんで?」
「美優が心配だからだよ?」
「心配?」