そして、私は美優に昨日の出来事を話した…。

「昨日の夜、あっほら美優に電話したしょ?」
「うん」
「その後にね、インターホンがなったの…、郵便は夜10時ぐらいには
届けないしょ?」
「う…うん…」
「あの影の事もあるし、怖かったからでなかったんだ…正確に言えば
でなかったんじゃなくでられなかったの…そしたら……」
「そしたら?」

フゥっと
深呼吸をしてもう一度話した。

「そしたら、いきなりドアノブを回しはじめて、おさまったなっと思ったら
郵便いれにこの手紙をいれて帰ったみたいなんだけど、読んでみたら怖くて倒れちゃったんだ……起きたらこれは夢なんだと思いたかったけど…夢じゃんなく現実だった…。」

そう私がいい美優に手紙を渡し、美優が手紙を開き読みだした…
読んでいくうちに美優の顔色がだんだん悪くなり……

「な…によ……これ…」
「美優…私、慶の所にい…こう…と思うの……」
「な…んで…?」
「美優になにかあるんじゃないかって怖いの…」
「私は悠里が前みたいにされたりしたら…慶君を殺すよ…?」
「美優…慶には殴られると思う……けど…美優がいるから行こうと思ったんだよ?」
「私?」
「うん。もう慶から逃げれないし、慶と話しをしなくちゃいけないことはわかってた。」
「悠里はわかってないよ!!!」
「美優?」
「悠里が…傷付いているのに私は何もできない!!私たち親友じゃないの?」
「美優…私は美優が傷付くのもいや…私が傷付けばもう誰も殴られなくて済む。」