そのころ美優は先生の話しを聞いていた。
「先生、私……妊娠……してますか?」
先生は笑顔になり…
「まだ、小さいけど妊娠してますよ、おめでとうございます。」
私のお腹の中には赤ちゃんがいるんだ……
手をあてて先生に聞いた……
「今、何カ月ですか?」
「妊娠3週目ですよ。」
「ありがとうございます。」
「産みますよね?」
「はい!もちろんです。」
「それはよかった。」
私の中に宿った命を私には殺すことができないんだ……
私は、一番に悠里に報告したくて飛び出した……
「悠里ー。」
「美優?どうだったの?」
悠里が心配そうに見ていると……
「妊娠してた!」
美優が笑顔で話していた。
「私、産むからね!!」
美優は私に言って先生の話し聞いてくるからっと行った。
私は、美優が言ったことに反対するどころか美優を応援しようと考えていた。