時間たつのが早く感じ放課後になっていた………


「美優……いこ……」
「……うん……」

私たちは蒼太と輝には内緒できた……

検査を終えて待合室で待っているとき……

「悠里……」
「ん?」
「もし、妊娠してたら私産むからね……」
「美優……」

美優の目があまりにも真剣だったから私は反対できなかった……


その時

「長谷川さーん、長谷川美優さーん」
美優が呼ばれた。

「悠里いってくるね?」
「うん、いってらっしゃい」
私は、その言葉しかかけられなかったんだ……

私は、ただ待っていることしか……


できないんだ………