美優はほっぺたを膨らませて笑っていた。


「美優ーかわいい」
「悠里の方がかわいいもん!」

「「どっちもかわいいからー」」

蒼太と輝が声をそろえて話したんだ。


「荷物はこれだけ?」
蒼太が聞いた。
「そうだよー。重いしょ?もたなくていいよー。」
「重たくないから大丈夫!それよりもういく?」
「そうだねー。」


「「レッツゴー」」


美優と輝が声をそろえて話した。