しばらく光は
黙ったまま‥‥

この状況が耐えきれなくなり
俺は折れようと思った


「‥‥う」

「‥‥私も一緒にいたい‥」

“嘘だよ!!気にしないで!!”って
言おうとしたのに
簡単に光の言葉に消えた。

「‥何か言った?」

信号待ちだったからだろう
俺の顔を覗き込んだ

「言ってないよ‥ねー‥次左に曲がって」

「あっ‥うん‥」



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