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その後何も話さず
ただ抱き合っていた

お互いの
傷を舐め合うように


悠は明彦さんへの想いを
俺は光への想いを
確かめあうように




しばらくすると、
頭がポーッとしてくる

腕の力が抜け
立っていることさえ
辛くなってくる


フラッ

体が揺れた

「だ、大丈夫!?保健室行こう!!」

俺は悠の肩を借りて
ゆっくりと屋上から出た








こんなところを
視られているとしらずに、、、、


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