そして
もう一度叩かれた

しばらく
沈黙が流れた





叩かれた理由は
わかっている‥‥


大切な人の幸せを願うべき


なのにあたしは、
大切な人の大切な人を
傷つけようとしていた‥‥


ううん‥‥
傷つけてしまった‥




しばらくたつと
龍耶は重たい口を開き話し出した


.