だけどこのクルエラのせいでヒメコとの恋も引き裂かれてしまった。
いつの間にか俺はクルエラにストーカーされていたんだ。
何故ストーカーが発覚したかって?
それはクルエラがうちの会社にやって来てからというもの、俺が出没するところ全てにクルエラの私物がポイポイと惜しげもなく投げ捨ててあったからだ。
初めは気のせい…?と思っていたのだが、だんだんそのクルエラのストーカーっぷりはエスカレートし、しまいには俺の部屋のベッドの上にどうやって侵入したのかは分からないが、クルエラの使いかけの真っ赤な口紅やら上着、挙句にはヒメコにまで嫌がらせをし始めたようなので、いくら俺の上司とは言え度がすぎる、許せないっ、と思った俺は、クルエラをある日呼び出しいきなり
「俺には彼女がいるだよ、もう俺にこれ以上近寄るんじゃねぇよ、ババァ!!!」
と一発かませてやるとクルエラは実にあっさりした様子でうろたえる様子一つも見せず
あ、そう…、と俺に言い残すと、さっと俺に背を向け去っていってしまった。
その後、クルエラはテキトーに日本で任された仕事を終え、アメリカに帰っていった。
一体あのオバハン、俺に何の目的があって近づいてきたんだかなぁ…。
ま、何はともあれもう何も恐れることはない。これでまた俺なりの自由な生き方が出来る。
仕事にも恋にも、クルエラに左右されることがないんだ。
なんて自由ってすばらしいんだろう。
自由、万歳!!!
などとこの時まではやっと自由になれた開放感と最後に正義は勝つ、みたいな清々しさを背に堂々胸を張り、高々と腕を振って初夏の風をトレンディドラマのように高層ビルを見上げながら元の生活に戻っていったまでは良かったのだが、ここでまたとんでもないことが起こった。
ヒメコがいきなり俺と別れたい、って言ってきた。
理由どうして?って聞くと、ヒメコは申し訳なさそうに「好きな人が他に出来たから」と言うのだ。
しかもヒメコはさらに俺に驚愕な現実を突きつけてきた。
「あのね、今その人と一緒に住んでるの。来年には赤ちゃんも生まれるの。」
はぁ???????
赤ちゃん・・・・・・、だってぇ~~?!
いつの間にか俺はクルエラにストーカーされていたんだ。
何故ストーカーが発覚したかって?
それはクルエラがうちの会社にやって来てからというもの、俺が出没するところ全てにクルエラの私物がポイポイと惜しげもなく投げ捨ててあったからだ。
初めは気のせい…?と思っていたのだが、だんだんそのクルエラのストーカーっぷりはエスカレートし、しまいには俺の部屋のベッドの上にどうやって侵入したのかは分からないが、クルエラの使いかけの真っ赤な口紅やら上着、挙句にはヒメコにまで嫌がらせをし始めたようなので、いくら俺の上司とは言え度がすぎる、許せないっ、と思った俺は、クルエラをある日呼び出しいきなり
「俺には彼女がいるだよ、もう俺にこれ以上近寄るんじゃねぇよ、ババァ!!!」
と一発かませてやるとクルエラは実にあっさりした様子でうろたえる様子一つも見せず
あ、そう…、と俺に言い残すと、さっと俺に背を向け去っていってしまった。
その後、クルエラはテキトーに日本で任された仕事を終え、アメリカに帰っていった。
一体あのオバハン、俺に何の目的があって近づいてきたんだかなぁ…。
ま、何はともあれもう何も恐れることはない。これでまた俺なりの自由な生き方が出来る。
仕事にも恋にも、クルエラに左右されることがないんだ。
なんて自由ってすばらしいんだろう。
自由、万歳!!!
などとこの時まではやっと自由になれた開放感と最後に正義は勝つ、みたいな清々しさを背に堂々胸を張り、高々と腕を振って初夏の風をトレンディドラマのように高層ビルを見上げながら元の生活に戻っていったまでは良かったのだが、ここでまたとんでもないことが起こった。
ヒメコがいきなり俺と別れたい、って言ってきた。
理由どうして?って聞くと、ヒメコは申し訳なさそうに「好きな人が他に出来たから」と言うのだ。
しかもヒメコはさらに俺に驚愕な現実を突きつけてきた。
「あのね、今その人と一緒に住んでるの。来年には赤ちゃんも生まれるの。」
はぁ???????
赤ちゃん・・・・・・、だってぇ~~?!