「…誰かに会わなかったか?」
「えー…と
確か一人だったよ……ね?」
「俺に聞いてどうすんだよ」
私の他には
誰も居なかったよね?
夢では居たけど…
実際はー………
「ああー!!!」
「!?…声でかい!」
「す、すみません」
そういえば
誰か見たよね?私…
よく覚えてないけど
「先生…私誰か見た」
「は?まじかよ…どんな奴だった?」
「えー……覚えてない」
先生はほっとしたように
肩に入れていた力を抜いた。
……誰だったんだろう。
男で黒髪だったのは確かなんだけど。
顔わかんないや…
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…