外は真っ暗で
優しい月の光が世界を照らす。
太陽のように眩しくはなく、
心地よい光だ。



私は封筒を開けた。
何もとめてなくて、中からは1枚の紙が半分に折られて入っていた。

開いて見てみると…



『はじめまして。
この手紙を読んでいるということは、
あなたはagainという言葉に興味を持っていますね。
"再び"この言葉に何かを感じましたね。
あなたは大きな木の隣にある小さな小屋がある場所を知っていますね。

その小屋の後ろに
小道があることを知っていますか?
あなたが通ってきた道ではないですよ。

もしも
あなたが今自分を見失って、
絶望の淵で、
自分を憎み、
幸せを忘れているのなら
一度その道を探してみてください。』