・・・。

聖・・・。

俺でもわ分かるくらい、顔が赤くなっていた。

あいつ、照れてたんだよな?

「・・・」

何か、俺まで恥ずかしくなってきた・・・。

「祐馬くぅ~ん?」

「何ボっとしてるのぉ??」

聖・・・。

会いたい・・・。

聖っ・・・!!

俺は聖の後を追って、急いで走っていった。

「ゆ、祐馬くぅ~ん・・・!?」

女子のしょぼんとした声を無視して、俺は我を忘れたかのように走っていく。

聖っ・・・!!

「あっ・・・!」

聖だっ・・・!!

俺は、あいつの姿を見つけた瞬間、思い切り叫んだ。

「聖っ・・・!!」