「足りない?」
腕を動かしたと思ったら、

クスクス笑いながら私の身体を自分の上に乗せて頭を撫でてくる

『ううん』
心地好い倦怠感に身を任せて笑う

「良かった、もうちょっと休憩しないと頑張れません」
…本気か冗談かわからないから無視して蓮のまだ落ち着かない心臓の音を聞いた

「シャワー行きたい?連れていってあげる」