―チュンチュン


ジリリリと嫌な音がなり響く。

うるさくて耳をふさぐ。

ジリリリ


…。布団を頭までかぶってみる。


ジリリリリ

意味がないみたい。


仕方なく起きると


8時をさしていた。


…えぇ?!



「やっばぁ!」


急いで支度をしても遅刻。

少し頭が痛い気がするけど…

いいやっ!

「お母さん、行って来ます!!」

「ぇ?ちょっと!みつか!!」


急いでチャリに乗り、全力疾走!!


ハヤク、ハヤク。

もっと。速く!!!!!



―ドンッッ!!!!!!



「ったぁ…」

「ってぇな。おい!!」


うっわ。

めっちゃヤンキーな人に会っちゃった…。

「ごめんなさいっ><」

「ったくよぉ。この制服、下ろしたてなんだからさぁ…」

「ぇ、そこですか??」

「違ったか、フハハハ。」