ーボカッ あたしの飛び蹴りが三村龍の顔面にヒットした。 三村龍は椅子もろとも遠くへと吹っ飛んでいく。 ースタンッ あたしは綺麗に床に足から着地して三村龍の方を睨む。 三村龍は痛そうに顔をしかめていた。 あたしは三村龍の方へと歩いていき目の前で立ち止まる。 「アンタみたいなバカ男に女が惚れるワケないじゃない 中崎翔希のせいにして逃げてるんじゃないわよ!!!!」