「はぁ!?待てよ!!! 由梨ちゃん!!??」 三村龍はそう言うとあたしの後を走ってついてくる。 ……怖い。 怖い。怖い。 あたしは薄暗い階段を一目散にかけ上がる。 三村龍の足音が後ろからする事に今のあたしはスゴく怖い。 恐怖に震えながら階段を登って曲がった瞬間…… ードンッ