ースタスタスタ 暗闇の中懐中電灯の光をたよりにあたしと三村龍は廊下を歩いていく。 三村龍が何も話さないから聞こえるのはあたし達の足音だけ。 ……コイツが無言て気持ち悪い。 いつもウザイくらいうるさいのに…何でこんなに静かなの!? 「……………………」 三村龍はあたしの方を一度も振りかえる事無く歩いていく。