あたしの頭の中で本日二回目の何かが切れた。 「それはあたしがアンタに持ってきたプリントよ!!!!」 「……え゙?」 そう呟いて中崎翔希があたしの方に顔を向けたのと同時にあたしのパンチは中崎翔希のワキ腹にヒットしていた。 「いっー……!!!!」 中崎翔希は顔をしかめる。 ……サイテー。 そのプリントのためにあたしはっ……!!!!