ーパシッ










ーー………え?












「こんな何かも分からないモノを翔希様に渡すワケがないだろ」











ボディーガードの低い声と共にあたしの手にあったプリントがむなしく床に落ちた。





固まったままのあたしを通りすぎてボディーガードはファンの前に立つ。













「お前等どんなに待っても翔希様には絶対に会わせない





さっさと帰れ!!!」