「先輩、危ない!」 登校途中。 横断歩道を渡ろうとしたら、 突然手を掴んで止められた。 ガツッ! そして後ろを歩いていた人の鞄が、俺の脚にヒット! 「……危ないですね、 ガラスが落ちてましたよ」 「そんな小さいの、 靴履いてりゃ平気だろ!」 無駄に俺は痛い思いをさせられた。