昨日は考えて…そのまま寝てしまった。







今日はもしかしたら…。
彼女が来るかもしれない。

そんな事を思い…。

放課後に美術室に行く事にした。








翔の誘いを断り…。
真っ先に美術室に向かった









『ガラガラッ…』








誰かいる…。




窓から外を誰かが眺めている…。








ドアの音に気付き…。





こっちを振り向く…。






身長が低めな事から。

彼女だとわかった…。




『文通の…人ですか?』

やっぱりそうだった。


『はい…。』


いきなりの事で呆然としていた。




『やっぱり…。ここに来れば、会えると思った。』


彼女はそう言って、笑う…。

笑うとエクボがでて、かわいい。






『名前…なんですか…?』

少し照れながら…聞いた。




『美沙子です…。里田 美沙子。』

続いて俺も自己紹介する…

『俺は…山下 剛。』


『何て呼べばいいですか?』

ゆっくり俺に近づいてくる。



『剛でいいよ!…つか、敬語やめよう、笑』



『そうだね!笑』

またエクボが出る。

笑顔がかわいい。



『じゃあ俺は美沙子って呼ぶわ…。』



『わかった!』

少し照れくさそうな顔をしてる。