改札を通って、自宅へと向かった。
「だだいま〜」
家に着き、玄関に入ると…
「……何だこれ…」
見慣れない、男物の靴があった。
《あれ、でも意外とサイズは小さい…
いや、そんなことより何で男物の靴…?》
「京平お帰り。早かったわね。」
キッチンから母さんが出てきた。
「だだいま母さん。
あのさ、この靴って…?」
母さんは菜箸をピシッと上に向けて
「亜梨紗の友達が来てるの。
一緒に受験勉強してるみたいね。」
…友達?
「……そいつの名前は?」
「八城つばさ……って名前だったかしら?」
男物の靴に、『つばさ』という名の友達…
母さん、違うよ。
友達じゃなくて…彼氏だ!!
「だだいま〜」
家に着き、玄関に入ると…
「……何だこれ…」
見慣れない、男物の靴があった。
《あれ、でも意外とサイズは小さい…
いや、そんなことより何で男物の靴…?》
「京平お帰り。早かったわね。」
キッチンから母さんが出てきた。
「だだいま母さん。
あのさ、この靴って…?」
母さんは菜箸をピシッと上に向けて
「亜梨紗の友達が来てるの。
一緒に受験勉強してるみたいね。」
…友達?
「……そいつの名前は?」
「八城つばさ……って名前だったかしら?」
男物の靴に、『つばさ』という名の友達…
母さん、違うよ。
友達じゃなくて…彼氏だ!!