♥初愛♥

「ダメじゃないけどさぁ。ねぇ。」
「うん。ずっと３人で行ってたんだよ？学校に。」
「なのにさぁ。４人は…ちょっとさぁ。」
「浮いちゃうかもしれないじゃん？」
「それもそうだね。」
「可哀想だけど、うちらは３人がいいじゃん？」
「うん。それじゃあ。断っておくね。」
「うん。ゴメンね。」
「ダイジョブ！」
「それじゃ言ってきな。」
「うん。」
…雛に悪いけど亜子達が大切だし。
「ひぃ～なぁ～」
「はぁい！どうだった？」
「あのね。」
「うん。」
「帰るの無理だったんだ。ゴメンね。」
「え…」
「亜子達とは、小学校の時からずっと一緒に学校行ってたんだ。
だから、これからも３人で学校に行きたいから雛と帰ったりできないんだ。
ホントにゴメね。」
「ううん。あたしこそ無理なこと言ってゴメンね？これからも友達でいてね？」
「うん！当たり前でしょ！このクラスで話せる人今は、雛しかいないし！」
「ホント？ありがとぉ！！それじゃ。あたし帰るね！ばいばい！」
「うん。バイバイ！またね。」
ふぅ。
「密姫～！帰ろぉ？」
「うん！」
「てかさぁ。密姫アド教えるの忘れてない？」
「あ！！！」
「明日でも良いんじゃない？」