そうつぶやくと…
「お前、蒼太が怖かったんじゃねーの?」
そう言われてみれば…
怖いと思った。
「オ…オレ?何で?」
「お前叫んだろ!このやかましい女に」
「やかましいって!!」
「確かに…」
蒼太君が余計なことを言って…
「ちょっと!あんた!うるさいよ!!」
もっとキレた雛。
「それより。ごめんね。みつ、怒鳴って。」
そう言いながら蒼太君は、
私の頭をなでてほほえんでいた。
「私こそごめんね。泣いちゃって。」
そう言いながら雛を見ると…
怒った顔をしていた。
「俺寝るわ。当たったら起こせよ。
密姫」
そう言って寝た光輝君
「そこ!前向きなさい!」
少し怒ってるぽい女の先生。
40くらいのオバさん。
口うるさく、生徒のお気に入りがあって、
気に入ってる子にだけ
優しくしたり、当てたりする、
とんでもない先生だった。