颯太君や光輝君とメールのやりとりを
してるうちに結構親しくなってきた今日この頃です。

今日も私の隣の光輝君は、寝てます。起きてるとしたら…
学校の中で1番怖い先生の授業の時だけ。
それに比べて、雛の隣の田嶌蒼太君は(たじまそうた)授業を楽しんでます。
雛は迷惑そうだけど…。
「ココの問題は、佐藤さん。これは、佐藤さんの隣。これは…。」
「はい!俺やりまぁ~す!」
「あら。ずいぶん積極的ね。それじゃあ最後の問題は、藤田さんね。」
「え?またあたし…。もぉ!!!」
雛がキレる!!やばいよ!!
「雛!落ち着いて!」
「落ち着けないよ!何であたしがこんなにあたらなきゃいけないの?」
「それは…」
私は、蒼太君を見た。それと同時に雛も見た。そして…。
「あいつがいなきゃあたし当たってなかったのに~!」
プンプンしながら問題を終わらせ黒板にこたえを書きに行った。
私も後から行って書き終わると、光輝君が寝てるのに気づいた。
「ちょっと…。やばいよ?」
雛に声をかけられる。」
「うん…。でも起こしたら怒りそうじゃない?」
怒ると怖い。だからほおっておいてるのに…。
「ん~。たしかに。キレそう。じゃあ。蒼太に頼む?」
雛は、蒼太君と中が良かった。
「うん。お願い。」
「ちょっと。蒼太~。光輝君起こしてくれる?」
「は?俺がぁ~?」
「そぉ。」
「…怖いんですけどぉ!」
「何が~?」
「寝起きが…」
「あんたそれでも男~?モテないよ?」
「え!起こせばモテる?」
…雛すごいなぁ…
「ん~…」
ん~…?横を見ると光輝君が私をにらんでいた。
「…」
「うるさい!」
「…は…はい…」
怖いよぉ!!!
「なんでお前がはいって言ってんだよ?」
「え?私に言ったんじゃないの?」
「あたり前じゃん。お前なんにもいってなかったじゃん?」
「うん…」
「お前面白いな(笑」
「そ…そぉ?」
「おう(笑」