私は 制服に身を包み 階段を降りていく。 リビングには ソファーを1人で占領し リモコンまで所持している弟がいた。 「ちょっと! 翔太!! 朝っぱらから アニメなんか見てんじゃないわよ!」 弟から リモコンを取り上げる。 すると 弟は強気な目で睨んできた。 こっち も負けじと睨み返す。 『姉貴。 テレビをよくみろ。』 それだけ 言うと弟は 油断した 私の手からリモコンを奪い返した。 ん? テレビ?