「ハァハァハァッ」


久しぶりにこんなに走ったかも。



走ってきて息が切れた私を疾風は太陽のような笑顔で見ていた。


「そんなに急いで来なくても良かったのに。」

疾風は笑いながら言った。

早く会いたかったの…
でも、そんなこと恥ずかしくて言えなかった。



「遅くなってごめんね。」

「いいよ。今日はどうしよっか?何処か行きたいところある??」



「遊園地行きたい」


私は、思わず叫んでしまった。


恥ずかしい…///
また笑われる。


「いいよ。行こっか!」


案の定、疾風は笑いをこらえながら言った。