ジェットコースターを降りた後、疾風はしばらく動けなかった。


あの疾風のビビりかた、凄い叫んでたし、本当に苦手なんだなぁ。




「はぁ〜もう無理!」


近くのベンチで休んだ。



「本当に苦手なんだね。疾風凄い叫んでて、こっちが恥ずかしかった。」




「ジェットコースターだけは、駄目なんだ。次何乗る?」




その後も、コーヒーカップを回しすぎて、2人して気持ち悪くなったり、お化け屋敷に入ったりした。



2人で違うアイスを買って、交換して食べたり。



まるで、恋人同士のデートみたいだった。



「もうこんな時間か。そろそろ帰らないとな。最後に何乗る?」




もう最後かぁ……



嫌だった、この時間がずっと続いて欲しいと思った。


「じゃ、観覧車に乗りたい」



「ベタだな(笑。まぁ、いっか実は俺も乗りたかったりして行くか!!」




「うん」