「必ず会えるって信じてるから。」



そう君が言ってくれたのは、確か小学生の時。



「だから次会った時に鳴らそうな。」



そう言って君は私に小さいオルゴールをくれた。



でも同時に触れた君の手は少しだけ震えていたよ。



「バイバイ。章太。」



「バイバイ。優歌。」