雪に




ゆきに





恋したんだ。




















「出てこい、あのノート!」





必死に掘った。


まだ残っていた、栗の木の下を。







ここまで来て、全て幻だったなんて、いやだ。


ちゃんと、証を手にいれよう。









俺が君に


恋した証を。