次の日の朝。 俺はおしるこを求めて、いつもより早く家を出た。 生意気な後輩やチャラチャラした女共には、俺のおしるこは渡さない。 まあ、若干季節の問題もあるんだろうが。 坂道を下りながら、考え事をする。 あのノートの持ち主は、一体誰か。 持ち主は一体、何をしたいのか。 ...おしるこの力を借りても、答えは出なかった。