え、ちょっと待って。知ってた…?



月野の告白に頭はパニック。



「携帯にメールが来てたのを見て。まぁ最初は信じらんなかったけど」



家の壁に背もたれながら言った。



「俺、お前がアイツの事で悲しんでる顔を見てらんなかった」



「………」



「悲しませるくらいなら奪っちまおうって」