「桜舞も、まっか?」
「なっ・・お前にいわれたくねぇ!のまえに人のこと言えんだろうが!」

「ねぇ!うら・・」
うわぁ。すっごいきれいな人がいっぱい集まってる・・・。

「どうしたの浦田!!顔真っ赤!てか、その子もじゃん。」
「めっちゃかわいい!!!!浦田ってそんな顔もするんだ」
「うるせぇ」

「ねぇ。桜舞。」
「なんだよ、桜舞。」
「もてるんだね・・。」

そういいながら、作り笑い。
だって、ここで俯いたら、気分悪くなっちゃうじゃん。

「またその顔!!」
え!なんで怒るの!

「いい加減、作り笑いやめろ!気分悪くなるっつーの。」
っていいながら、桜舞は、あたしのおでこに触れるだけのキスをした。

「も、もしかして、浦田が付き合ってるって噂・・・」
「もっちーホント」

え!そうなの?つきあってたの??

「おじゃましました!」
そういって、女の子たちは走って行った。

うそ。付き合ってたんだ。桜舞は、本気で・・。
なのにあたし、こんな曖昧な気持ちで。

すごく罪悪感を感じるよ・・・。