私は、上条 桜舞。
「オウマ」って名前のもんだから、よく男子と間違えられるの。
しかも、読めない人多すぎ!!
「さくらまい」ってケータイとかPCで変換すれば、普通に「桜舞」って出てくるの!だから、「さくらまい」だったり、「さくま」だったり。
あたしは運動部だからユニフォームの後ろに漢字で上条 桜舞ってかいてるの。それでみんなの名前がわかるんだけど、みんなして、私のことは、「アナタ」「きみ」。
そう呼ばれるたびにココロは傷ついてるんだ。
・・・だけど、一発であたしの名前を、「桜舞」って呼んでくれた奴がいるの!!
その時は、何気なく笑顔で後ろを振り返った。内心びっくりして、うれしくて。いろんな感情が一気に湧いてきた。
だから作り笑顔で振り向いたんだ。
その時の君の顔は、今でもよく覚えてる。すごく、笑ってた。作り笑いなんかじゃない。最高の笑顔で。
その時・・・君が私の名前を読んだ時、私の世界は変わったんだ。
たった名前一つで。たった一回自分の名前を一発で呼んでくれただけで、今までモノクロだった世界が急にカラーになったんだ。
それが、君とあたしの”デアイ”だったんだ。
「オウマ」って名前のもんだから、よく男子と間違えられるの。
しかも、読めない人多すぎ!!
「さくらまい」ってケータイとかPCで変換すれば、普通に「桜舞」って出てくるの!だから、「さくらまい」だったり、「さくま」だったり。
あたしは運動部だからユニフォームの後ろに漢字で上条 桜舞ってかいてるの。それでみんなの名前がわかるんだけど、みんなして、私のことは、「アナタ」「きみ」。
そう呼ばれるたびにココロは傷ついてるんだ。
・・・だけど、一発であたしの名前を、「桜舞」って呼んでくれた奴がいるの!!
その時は、何気なく笑顔で後ろを振り返った。内心びっくりして、うれしくて。いろんな感情が一気に湧いてきた。
だから作り笑顔で振り向いたんだ。
その時の君の顔は、今でもよく覚えてる。すごく、笑ってた。作り笑いなんかじゃない。最高の笑顔で。
その時・・・君が私の名前を読んだ時、私の世界は変わったんだ。
たった名前一つで。たった一回自分の名前を一発で呼んでくれただけで、今までモノクロだった世界が急にカラーになったんだ。
それが、君とあたしの”デアイ”だったんだ。